子供の健康を守るため、ネットゲーム[デジタルアヘン]をブロックしたい研究(ドラフト)

【デジタルアヘン】

「『精神的アヘン』がこともあろうか数千億元(1元は約17円)規模の産業に成長」。「精神的アヘン」とは、ネットゲームのこと。

戦う相手は強大だ。優秀な人材が寄って集って、大量の予算で危害を及ぼしてくる。

心が折れそうになるが、相手にとって不足なし。

 

【動機】

子供がネットゲームにはまっているが、なんとかネトゲだけをブロックしたい。

深夜帯に寝ないのが身体的に大問題。

 

【前提条件】

 対象機器は自宅PCでWindows10、子供は管理者権限で使う。

もろもろインストールは自由とする。学業案件があるので防げない

インストール済みのネトゲはこっそり確認できる

ペアレンタル・コントロールは使えない

ルーターはショボいのでIPフィルターしか使えない

ルーターのログは隠しLINUXに集約しているので、子供は閲覧できない

定額制のセキュリティフィルターは予算の関係で使えない

「子供と話し合え?」はぁ? ネトゲ中毒に話が通じるワケねーじゃん

 

【対策1】

IP制限をかけてみる。

ネトゲ起動中の通信先を記録して、それっぽいIPをブロックする

一定の効果はあるが、ゲーム会社のロードバランサやリバプロで透過してしまう

そもそも、後手でイタチごっこなのが課題

 

【対策2】

深夜帯に限り、ルーターのエコモードに切り替えてネットワークを遮断する

効果はあるが、ルーターの電源OFF・ONで通常モードに戻されてしまう。

よって、30分単位でエコ設定をしておくと、リセットされても30分後には切れるのでネトゲには致命的だろう。

ルーターのエコ設定が10分単位かつ子供PCのローカルIP単位ならば良いのだが

ルーターOFF状態では他のユーザー(自分や奥様)に影響が発生するのも課題

 

※WindowsOSのペアレンタル・コントロールやキャリアの見守りサービスは操作が複雑で費用もかかり、家庭内不和も誘発してしまう。つまり副作用が大きい。